着物の裄が長すぎると羽織ものに苦戦します

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着物大好き田舎暮らし主婦の星屑倶楽部です。

着物ライフを楽しむようになって9年、いただきものの着物やリサイクルで買った着物などを中心に着ています。

それで、今日はちょっと着物の「裄」にスポットを当ててお話しして行こうと思います。

着物の裄の寸法を測る時、手を斜め下に下げて、首のグリグリのところから肩の上を通って、手首のグリグリが隠れるぐらいまでを測りなさいと書いてある本やサイトがあります。

洋服の採寸の時には、もちろんそうしますよね。

でも、個人的には、それだと大変困ることがあったので、ご紹介します。

着物の裄が長すぎると羽織るものに苦戦する気がします!

寒い季節、着物の上に羽織を着たりコートを着たりします。

この羽織の裄というのが、着物より5mmぐらい長いのが理想とされています。「柔らかもの」と言われる小紋などのしなやかな生地の場合は垂れ具合が多いので、もう少しあったほうがいいかもしれません。

ここで改めて着物と羽織ものの寸法についてお話しますと・・・。

  1. 着物と羽織ものの肩幅が同じであること。
  2. 羽織の袖幅は着物より5mm~1cm長いこと。
  3. コートの袖幅も羽織と同様だが、羽織の上に着る場合は、羽織の袖丈より5mm~1cm長いこと。

以上のことから考えると、コートの袖幅は着物の袖幅よりも最大1.5cm以上ないといけないことになります。

通常、着物の反物の幅は広くて38cmぐらいかと思います。縫い代の分が必要なので、使える幅は35cmぐらいと考えるのが妥当かと・・・。

現代人の体型から考えると、裄は80cmぐらいあった方がいいように思えるかもしれませんが、着物で80cmの裄を確保してしまうと、羽織ものを作る時に反物幅が足りないということも発生してきます。

もしかして現代はコート用の反物は幅が広かったりするのかもしれません。

でも、私のようにリサイクルを中心に着物ライフを楽しんでいる者にとっては、着物の裄が長くて羽織選びに苦労することが多いのです。

それを回避するために、ポンチョタイプのコートを買ってみたりしているのですが、やっぱり時々、きちんとした道行コートが着たくなります(笑)。

そんな時、裄が合わなくて着られないものが出てきて悩むわけです。

ちなみに、私は裄直しと袖丈直しなら自分でできる人です。

でも、技術的には直せても、反物幅が足りなければ物理的に無理です。

それで、リサイクルで入手した素敵な道行コートがあるのに、裄が短い一部の着物にしか合わせられないという残念な状態になっています。

コートに合わせてわざわざ着物の裄を縮めるのもなんか悔しいですし・・・(笑)。

というわけで、私の個人的な結論です。あくまで個人の意見です。

身長155cmの私の場合、着物の肩幅は約32cm、袖幅は約34cmで裄が66cmが理想だけど、たまにそれでもリサイクルの羽織やコートでどうしても袖幅が出せないものがあるので、リサイクルで買った着物の袖幅が33cmだったら直さずにそのまま着て、袖幅の出せないコートはその着物と一緒に着るようにしています。

ちなみに、私の洋服の裄は72cmぐらいです。

着物の反物が昔から40cm幅ぐらいだったらよかったのになぁ(笑)。