きっかけは、喪服

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着物大好き田舎暮らし主婦の星屑倶楽部です。

前回のこのコーナー(着物エッセイのカテゴリー)では、着物に興味がなかった私が着物好きになるきっかけのひとつとして、祖母から浴衣をプレゼントされたことについてお話ししました。

今回は、もうひとつのきっかけとなる、喪服のことについてお話ししようと思います。

というわけで、きっかけは喪服、のお話です

着物エッセイ第二回ですが、いきなり喪服の話題、ごめんなさい(笑)。

独身時代に祖母から浴衣をプレゼントされ、和服の良さに少し気づいてはいたものの、本気で着物にのめり込むほどではありませんでした。

2007年に結婚後、一度だけ浴衣を着ましたが、それ以外は全く・・・という感じでした。

ところが、一年ちょっと経ったとき、私に転機が訪れました。

それは・・・義母の葬儀でした。

嫁ぎ先の地域では、葬儀の時、故人と近い関係の女性は和装の喪服を着るのが習わし。

当時、浴衣しか着られなかった私は、それこそ「帯揚げって何?」という情けない状況・・・。

当然、告別式当日の着付けはプロにお任せしました。

今から思えば、よく間違えずに夏用の喪服一式を持参したものです。

お通夜の日は斎場に泊まり、翌朝、早朝に起きて1人だけ早めの朝ご飯をいただき、斎場のスタッフの方に、着付けをお願いしていた美容室に送ってもらいました。

着付けが終わってまたスタッフさんに迎えに来てもらい、無事に告別式での役割も終了。

お清めの食事の時には正座が大変そうと思って、持参したブラックフォーマルの洋服に着替えました。

しかし、その日以来、「日本人なのに着物を着られないって、どうなんだろう?」と思うようになりました。

その年の秋にスタートした朝の連続テレビ小説が「だんだん」でした。

京都の舞妓さんがヒロインだったので、着物姿をたくさん目にするドラマでした。

それを見ていたら・・・

着物がとても魅力的に思えました。

それからしばらくは、若年認知症の義父の介護に明け暮れ、神経をすり減らして体調を崩して・・・といろいろあったので、実際に着物ライフを楽しみ始めたのは、義父がグループホームにお世話になるようになって数ヶ月経った頃・・・つまり、着物の魅力を感じてからさらに一年後ぐらいでした。

そんなわけで、2009年の秋、まずはリサイクル着物と帯をゲット。帯揚げと帯締めはお店の人にコーディネートしてもらって買いました。

そのあと、ネットショップで洗える着物を入手。

だんだんとコーディネートの幅が広がっていきました。

何だかワクワク、「着物って素敵!」と思いました。

次回は、「着物って素敵だけど・・・着付けどうしよう?」と思った話を書いてみたいと思います。